幼い頃、母によく言われていたのは「どんなに辛くても、笑顔でいなさい」の一言でした。両親が営む喫茶店を通る時には、必ず笑顔で挨拶をするのが日課でしたね。「笑顔は幸せのバロメーター」だと考えるようになった原点はここにあります。ただ、学生時代はとにかくやる気がなく勉強もできず、高校を中退した時も「どうでもいい」という気持ちしかなかったですし、落ちこぼれと言われた時も自分に自信がなかったので言い返すことができませんでした。今から思えば、本当に中途半端でした。
その後、電話機販売の会社に入社し、初契約をいただいた時に仲間がくれた拍手は忘れることができません。それまでの自分の人生の中で拍手をもらう出来事などありませんでした。「もっと拍手が欲しい」という想いが当時の私を突き動かしました。当時の平均睡眠時間は3時間。友人から「そんな生活続けられない」と指摘されることもありましたが、やっと手に入れた活躍できるフィールドを、手放すわけにはいきませんでした。今頑張らなければ、未来は絶対輝けないと思っていたのです。

起業をしたのは19歳の頃。しかしながら、「起業家」自体に馴染みのない時代の中で、いわゆる「ベンチャー企業」が世の中に受け入れられることは困難を極めました。ただし、できるまで諦めなければ、挫折することもありません。そうして、社員も私も生き残ってきたと自負しています。商売は楽な方向から行っても、決して大成しません。難しいことを乗り越えるからこそ意味がある。そのために一切の妥協はしない。それがネクシィーズ・イズムです。
学生時代まで何も持たず何もできなかった私が、ここまで来られた理由。それは、「人は絶望を希望に変える力を持っているから。」夢を叶わぬものとするならば、一体どこに希望を見出すのでしょうか。無理だと思った瞬間に進歩は止まり、不可能だと口にした瞬間から未来はつまらないものになります。「できなかったらどうしよう・・・」ではなく、「できたらどうなるだろう!」という思考にシフトチェンジしてみてください。目の前にあることに全力を尽くす。そうすれば、自ずと未来のビジョンは開けていくことでしょう。