中学生の頃、インベーダーゲームやパックマンゲームが大流行して、近所のバッティングセンターにゲームマシンが設置されたんです。すっかり夢中になって、毎日のように通いました。

音楽を作る仕事がしたいと高校卒業後、レコーディング・エンジニアの専門学校に入学。そこで知り合った先輩の誘いで、ゲーム制作会社に入社しました。
ゲーム・プログラマーとしては何も知らないところからのスタートだったのですが、プログラムを作ること自体が楽しくてたまりませんでした。また、ゲームのハードがどんどん良くなってきて、それに合わせて技術も高めていかないといけないという時期だったので、会社に泊り込むなどして毎日がむしゃらに働きました。その会社で10年間、30タイトルを超えるソフトを開発した頃、インターネットが普及し始め、Webサイトに興味がわき、将来性を感じて転職。競馬Webサイトの企画、設計、開発、運用までひとりで行っていたのですが、入社4年目に会社が突然倒産。これまでやってきた仕事を続けたいという思いで、会社を興したというわけです。経営が厳しいときもありましたが、現在は、グループ会社も3社立ち上げ、またゲーム・プログラマー育成のために専門学校の講師も務めています。
これまで私がやってこられたのは、「成功するまで諦めない」を信条にしてきたからだと思います。そういう視点で見ると、与えられたチャンスを簡単に手放してしまう人がいる。これは、もったいないですね。やめるのはいつでもできることだから最後の切り札にして、もう少し粘り気を持って、しがみついてほしい。何か1つ我慢してやってみたら、次も我慢できる。そうやって我慢のレベルをアップできれば、かなり大変なことでもできるようになります。小さなことでも、一つひとつをしっかり吸収していけば、やがて大きなものも掴める力が付きます。見切りを付けるのが早いと、何も得られませんよ。