大学ではスキーツアーなどを企画するイベント団体を立ち上げ、夢中になりすぎて留年。浪人と合わせた2年の遅れを挽回したくて、成長途上にあるリクルートへ入社をしました。今でこそ私は会社を経営していますが、就職活動をしていた当時は自分のやりたいことがわからず苦労しました。そのため、「何をするかの?」ではなく、「誰と働きたいのか?」という点で就職先を選びました。入社後も同期と同じ目線で働いていてはダメだと、人よりも何倍も仕事に打ち込み、No.1になることにこだわりました。
人事部やコンサルティング部門での経験を通して、報酬だけでなく働く意味ややりがいを提供しなくては、社員の仕事に対するモチベーションを維持できないことに気付きました。モチベーションという言葉が今ほど一般的ではなく、専門家にしか使われていない時代。しかし多くの経営者たちが共通に悩みを抱えていたので、ニーズは高まると確信していました。そして、38歳でついにモチベーションをテーマにしたコンサルティング会社を旗揚げ。設立から9年、クライアントは1800社にのぼり、一点の曇りもない経営が成就しました。

企業に限らず、複数の個人が集まる空間であれば、我々の事業は応用できます。学校や官公庁など、ソリューションを提供する領の拡大も可能です。今後はモチベーションを軸とした新たな産業領域を広げていきたいと考えています。また、これまで日本は海外から輸入する一方でしたが、日本発の経営思想、マネジメントの考え方を輸出し、海外に伝播できるよう、目下、チャンスを探っています。
日本の資源は、人。一人ひとりが自分の能力を最大化し、企業と個人の関係性をより良くすれば、日本経済はもっと活性化させられるはずです。単に働いて時間を切り売りしながら人生を消化するのはもったいない。仕事は自分の可能性へ挑戦すべき場。「自分なりの評価軸」を持って就職活動を行い、自分を磨ける場所を探し出してください。