学生の時は全然やる気がなくって高校は2回も中退。しかも、買ったばかりの車をわずか17時間後には事故で廃車にして、借金は200万以上。本当にイケてなかったよね。なんとかしないとって思っている時に電話機の販売員の求人を見つけ、月収のよさに惹かれて就職しました。仕事を教えてくれた先輩のおかげで、関西地区トップ営業に。そんな時、親父から「自分で会社作った方がいいじゃない?」と言われて、19歳の時に電話機のセールス会社を立ち上げました。この頃は、今は辛くてもトレンディドラマに出てくる青年実業家みたいに、金があって楽をする時代が自然と来るものだと思ってひたすら仕事。けど楽になんて一向になりませんでした(笑)。一緒に事業をしていた知人からの裏切りや、ITバブル崩壊の煽りを受け、会社を起こすなら「リスクを負う覚悟」がいること、「勝つよりも生き残ることの難しさ」を知りました。それと同時に、ピンチの後にはチャンスもやってくるということを経験し、社員たちも打たれ強くなりました。

そんな社員たちに対し、愛情がつきることはありません。ビジネス立ち上げの時に集まった不良上がりの社員たちには、いいところは存分に褒めて伸ばし、悪いところは指摘して直していきました。「あれができたのに、なんでこれができないねん!」って具合に。また、人間は説得じゃなく、納得したら変われます。そのためにも相手を理解する姿勢は崩しません。そんな自分のスタンスは部下たちに受け継がれていき、彼らが新人を育てる時には同じ美学を持って部下に接しています。だから、社員たちはファミリーみたいにめちゃくちゃ仲がいい。それでいてライバル。そうやって支えあって、チーム皆で奮闘してきました。社員たちの活躍の場を広げるためにも、今後、グループ会社を第二、第三のネクシィーズとして成長させ、彼らのステージを広げていきたいですね。
自分が20代の時は毎日朝になるまでめちゃめちゃ働いてめちゃめちゃ遊んでいたけど、何をやっていたかはあまり覚えていません。友人たちからは、「そんな生活一生続けられない」って指摘されて愕然としたね。確かにそうだから。でも、学生時代にぼろぼろだった自分がここまでこられたのだから、今やれることを精一杯やるしかないなと思い、できるところまで突き進みました。20代の頃のスタートダッシュで、今後の人生はガラリと変わります。今の学生は先のことを考えすぎて動けなくなっているけれど、活躍を積み重ねたら大成功するから。バイトでもサークルでもなんでもいい。絶対ビジョンは開けてくるのだから、20代はとにかく行動に出ろ。動きながら考えればいいって言いたいな。