「コンピュータ関連の仕事に就きたい!」と思ったきっかけは、小学校5年生のときのパーソナルコンピュータとの出会い。親に買ってもらったのですが、仕組みさえ理解すれば自分の思い通りに操れるのがすごく楽しくて。高校、大学でもコンピュータ関係の道へ進み、卒業後はソフトウェア開発の会社に就職しました。ところがいきなり、『テーマパークでデジカメを使った観光写真の販売を行う部署』という思いもよらなかった部署に配属されて・・・。入社してからの半年間は、コンピュータとほとんど関わりのない仕事をしていました。その後、念願だったソフトウェア開発の仕事に就け、日々コンピュータと格闘する日々。自分が手掛けたシステムが実際に使用され、クライアントの喜ぶ顔を初めて見たときはすごく感動しましたね。
会社員として約8年半ほど過ぎた頃、「仕事を与えられる環境のなかでは、100%自分の思いどおりに物事を進められない。自分の組織をつくって、大きなことにチャレンジしたい」という気持ちが芽生えてきました。そんなときに大学時代の友人から「一緒に起業しないか」と声が掛かり、二人で起業することにしたのです。起業当初は友人が社長業をやり、私が現場のまとめ役という役割。会社員時代と違って自分の理想の組織づくりを実践でき、しかも一つひとつのプロジェクトの利益を確実に把握できるので、やりがいはいっそう大きくなりました。代表を務めていた友人が営業に専念することになり、2009年4月から私が社長に就任。現在はプロジェクトのことだけでなく会社全体の舵取りをしながら、日々切磋琢磨しています。

仕事というのは、充実感や感動を得られるステージ。だからこそ淡々とこなすのではなく、とことん没頭してもらいたい。どんな仕事でもやり続けるうちに、この仕事が何のために存在し、どんな人に役立っているのかということが見えてきます。それをリアルに体験できて感じることができたら、自分に合うか合わないにかかわらず没頭できるはず。やる前からあれこれ頭で考えるのではなく、まずやってみる。そうすれば自然と、自分の進むべき道も見えてくると思います。