小学校から高校にかけていじめに遭ったこともあり、生きているのがつらいと感じる時期もありました。もともと病気がちだったこともあり、入院することもしばしば。入院している時に、ベッドの上でできることがモノづくりだったこともあり、興味を持つようになりました。その後芸大に進学し、日常にあるちょっとしたモノの不便さや疑問に対して改善したいという想いから、デザインに取り組んでいました。ただ、人のためにと自分の資金を投じてまで行っていたことが、金銭的にもメンタル的にも周囲との亀裂を生んでいく結果となりました。
その後、上京してみたものの、結果ホームレス生活するまでに。「もう自分は何をやってもダメなんだ」と思っていたある日、偶然知り合った中国の方に「私は命をかけて日本に来ている。あなたは、この恵まれた日本で何をしているのか?」と責められ、口論になったことがありました。ここまで成り下がった自分は、自分がそのように選んできた結果であるのだと気づいたのでした。「このままではダメだ」と、まさに覚悟をした瞬間でしたね。

これが転機となり、それからは自分自身も変わっていきました。偏見や差別というものが「誤解」から生まれるものもあります。そんな誤解や疑問を解けるサービスを通じて、今後も社会や世界を繋げていくことを決意し、オウケイウェイヴを立ち上げました。「Q&Aサイト」というものの認知がなかった頃から、それが当たり前に知られるようになった現在、やっとスタートラインに立てたと感じています。これからは、その「教えて・答える」のフィールドを日本国内だけでなく、世界に広げ、より多くの「ありがとう」を生んでいければと思っています。
これから社会に出る人、起業をする人、いろんな若者がいると思いますが、自分の人生を振り返り、解決したいと思うことにフォーカスし、それに対してワクワクするのかを問うてほしいと思います。そして、そのワクワクに向かおうと決意したのであれば、それを貫き通す覚悟をすることが大切です。ストレスと感じようが、困難にぶつかろうが、それを乗り越えようと絶対にあきらめないでください。