子どもの頃は、まさにガキ大将。物心つかない頃からわんぱく盛りで、学校の先生には手を焼かせていたと思います。自己主張の強いタイプで、中学生の頃には政治家を志すようになっていました。ただ、とりわけ政治に興味があったわけではありませんでした。世の中、日本を変えることに魅力を感じていたのです。司馬遼太郎の著書に大きく感銘を受けていた学生時代でした。
学生時代に「リョーマ」を起業しましたが、当時自分たちがビジネスをしていると思ったことはありませんでした。「これをやったら、みんな喜ぶだろう!」と思ったことを実践した結果だったのです。起業して3年、世界の広がりに限界を感じた私は、リョーマを辞め一人上京しました。何か他にやりたいことや目標があったわけではありませんが、ステージを変えないと何も見つからないのではないかと思ったのが、上京した理由です。東京に行けばスゴい人がいると思っていたものの、期待外れに終わってしまいました。

このことで「自分でやるしかない」という気持ちに、より拍車がかかりました。インターネットが普及し始めた時勢、これで再起しようと決意しました。感覚としては、「背水の陣」でしたね。そのためには誰よりもインターネットに詳しくならなければいけない、「インターネットなるもの」最先端・未来の技術を勉強しようと思い、ベンチャー企業の門をたたきました。ここで経験を積んだ後、仲間と共に起業を果たしました。モバイルの可能性に大きく魅力を感じた私は、その事業部を新しい会社として設立。それが現在のKLabの前身となりました。
私がこれまでの経験を通して伝えられることは、やろうと思ったら誰でもできるということです。それは間違いありません。何事もやるかやらないか、1か0か。デジタルに考えてしまった方が、とても楽ですよ。日本をつまらない国にしないために、ぜひ若者の皆さんには何か始めてほしいと思っています。みんなと同じ事ではなく、誰かにやれと言われたことでもなく、自分が「やり遂げた」に言えることを是非してみてください。そして、その喜びを共感できる仲間を見つけてください。