漁村で生まれ、10歳の頃には父親の船に乗り漁に出る中、厳しい生業の中で人が協力し合い、支え合う姿を見ながら育ちました。人々は「競争者」ではなく「共動者」。その経験というのが今でも企業経営をする中で大きな軸となっています。
また中学校~高校卒業の頃には、大阪に出稼ぎに行き、働く中で「己が生きていくためには己自身の力で切り開かなくてはいけない」という自覚が芽生え、20歳の時に「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの成功哲学を知り、大きな影響を受けました。そして様々な壁にぶち当たった時には、苦しい方を選択しなければ将来が期待できないということが私の人生哲学となり、40代になった時に「このままでいいのだろうか」「自分自身の考えた通りの人生を生きてみたい」という想いが、アイティオー設立のきっかけとなりました。

原子炉(核燃料)に関わる仕事をしていたことで、地球環境に与える影響、世界的な社会問題がより深刻化した時に起こる大きな問題に対して何かできることがないのか?という問題意識から、CO2排出を抑え、環境にも経済にも消費者にもやさしいEV(電動)船事業こそが、未来の地球環境問題に一石を投じることができると思ったのです。決してEV船を創るためではなく、また単なるブームではなく「社会との整合性」が結果、今の事業の発展となったのです。「社会的意義の創造」こそが、私たちの第一命題であり、近年では水産省をはじめ企業との共同でEV船実用性に向けた地球環境保全型漁船の技術開発実証試験を行っています。その動きは国内に留まらずアジア各国でも注目されています。各国を訪れる中で、地球温暖化問題は地球全体が「共動者」となり、「社会のあるべき姿を哲学」しなければならないと強く感じています。そのためにも常に私たちから新しい価値を提案することが使命だと思っています。また共に創造した未来を「共動」できる後継者を見つけることも私の使命です。私も疑っていた言葉ですが「思考は実現化する」ぜひ皆さんにも自分の意思表示をすること、考えをはっきりさせることが全ての始まりだと思いますので、自分らしい未来を創造してほしいと思います。