よく「パワフルだ」と形容されることがあるのですが、幼い頃からそうだった訳ではありません。虚弱体質で学校へはあまり通えませんでしたし、転校によりいじめを経験していましたから。しかし、その経験が人生においてバネになったことも確かです。あれほど弱かった自分がここまで来られた、現状で満足してはいけないという思いが誰よりも強かったのだと思います。ハンディキャップは短所ではなく、強み。そう思えたことで、自分自身強くなれましたね。
大学卒業後は伊勢丹に就職しました。そこでの、がむしゃらな姿勢が評価されて、その後「バーニーズニューヨーク日本上陸」プロジェクトに抜擢されることになったのです。当時は誰よりも働き、誰よりも遊んでいました。自分が憧れる人は決まって友人が多かったので、私もそういう人になりたかったのです。20代には出会った方全員に、毎日ハガキを送っていたこともありました。人との縁はとても大切にしていましたし、その姿勢は今になっても変わっていません。

私がそれほどまで人と出会い続けたい理由は、「面白いから」。それだけです。10代より20代、昨日より今日、毎日が面白いと感じられれば、ハッピーな人生が送れますから。そのために多くの人と出会って、人を巻き込んで、新しいことに挑戦していくこと、これが私の変わらない想いです。私は成功者ではなく、永遠に挑戦者。凡人でも頑張ればこんなことができるという一例を創りたいという気持ちでここまでやってきました。経験した失敗も半端な数ではありません。言ったことができなくても構いません。高すぎるくらいの目標を持って、それに向かって行動することが大事なのです。
やりたいこと・なりたいものが見つからないという若者も最近増えているようですが、もったいないことです。世の中を歩くことすべてが、学びにつながることを再確認していただきたいですね。そのためには、ただ「見る」のではなく「観る」ことが大切。人であっても、モノであっても、興味を持って相手と向き合えるかどうか。その姿勢があなたの人生を変える一歩となるかもしれません。