株式会社SIエージェンシー 木原 真
株式会社SIエージェンシー 代表取締役社長

木原 真

Kihara Makoto

氏名
木原 真 (きはら まこと)
生年月日
1977年
趣味
映画、お酒、ピアノ、ドライブ

社名
株式会社SIエージェンシー
本社所在地
東京都港区南麻布2-2-13
資本金
1000万
従業員数
15名
事業内容
スマートフォン・タブレットアプリの開発、WEBシステムの開発、業務システムの開発、ユニークなアプリ・システムの創造
株式会社SIエージェンシー 代表取締役社長

木原 真

Kihara Makoto

好きなことに、全身で浸る

小さいころから電化製品が好きで、アンプやコンポ等の配線に興味津々、中学生の時に手にしたパソコンにのめり込むのも自然なことでした。とくにプログラミングに触れ「自分でものが作れる」ことに感動、既成のゲームで遊ぶよりも熱中しました。中学では書籍で、高校からはパソコン通信で大学生や社会人の方と情報交換し、プログラミングを学んでいきました。

ソフトを作り、起業する希望も高校時代からありました。IT会社に就職するときも、将来の起業の意向を社長に告げて入社。その社長は、社員が興味あること、得意なことから仕事を作るタイプの経営者で、独立まで6年半、様々な仕事を経験、現在まで続く人脈もでき、とても感謝しています。

私は一技術者です。当社は常に「職人」の集まりであり、こだわるのは自社開発です。顧客の課題を聞き出し、きめ細かくニーズに応える開発を行うことに強みがあります。自社開発だからこそ、社内にノウハウが蓄積し、仕事の質は向上していきます。エンジニアには、納期は当然ありますが、売上等のノルマは課しません。就業時間も比較的自由です。ものづくりは、イライラせず、得意分野で思う存分、自由にやったほうがうまくいくと思うからです。

株式会社SIエージェンシー 木原 真

私は製品を売り込むのは苦手ですが、顧客の課題を掘り起こすことができれば無理な営業をしなくても仕事は来ると思っています。最近の例を挙げると、全国各地の鮮魚を販売できるショッピングアプリ「UOICHI」。地方創生のアイデアとしてふと思い付き、今では多くの利用者から支持されるようになりました。そして先日、総務省が主催する「ジェネレーションアワード」にノミネート。今後も地方における新産業創出や地域課題解決の場を積極的につくっていきながら、全国各地の地方を元気にしていく取り組みに力を入れていきたいと考えています。

この仕事を続けてきたのは、やはり好きだからです。学校で勉強したことより、好きで独学したことのほうが差別化にもなり、役に立っていると感じます。若い方々には、何でもよいので、好きなこと、得意なことを伸ばす独自の勉強をほしいです。すでにある技術でものをつくることは、これからAIが代替するでしょう。しかし、人の悩みや困りごとを聞き、自分が培ってきた技術を使って解決に導く仕事は、そうそう機械にできることではないと思います。