LEADERS' AWARD ~20万人の学生があこがれる経営者アワード~

株式会社天野産業 天野貴三

氏名
天野 貴三 (あまの たかみつ)
生年月日
1982年
趣味
ゴルフ、海水魚飼育
座右の銘
その道において一流
心に残る本
『こころ』夏目漱石
尊敬できる人
父親、野口英世

社名
株式会社天野産業
本社所在地
千葉県千葉県山武市板中新田192-8
資本金
1億円(2016年4月現在)
従業員数
130名
事業内容
銅線・非鉄金属・木製空ドラム・電気機器類の回収・買取・再生加工・販売等の非鉄金属卸売業
株式会社天野産業
代表取締役

天野 貴三

Amano Takamitsu

行動こそが道を開く

当社の事業は、建設現場から回収した電線を加工し、各メーカーへ銅を販売する非鉄金属卸売業になります。先代の父が始めた家業でしたが、当初は家業を継ぐ気持ちはありませんでした。入社するきっかけは私が18歳で結婚し、苦しい家計の中、別会社で働きながら仕事を手伝うようになったこと。そこで見た光景は、親族のみの経営で働くことの良さと悪さでした。良いところは話が通りやすく労務関係が楽なところで、悪いところは仕事にメリハリがつかず、経営に必要な細部の判断ができなかったところ。私は「可能性のある商売だから続ければ面白い、変えることはできる」と考え、現場の作業と営業活動を並行しながら仕事を覚えました。お客様のお声を聞き、許認可の取得や就業規則の整備、経営組織の構築など、時間を忘れて仕事に励む中で、当時のモチベーションは「父親ができなかったことを有言実行したい」という思い。しかし業界は、老舗企業の独占状態でした。苦しい展開の中、私は足を使い顧客の訪問回数を増やし、商売に繋がらなくても対話を続け、お客様から頂いたヒントを形にしながら自然に心を通わせ、一つひとつ仕事を獲得。その積み重ねにより業績は伸び、事業も拡大していきました。その後約8年で従業員は倍増、現在は北海道、東北、東京、中部支社を構えるまでになっています。

株式会社天野産業 天野貴三

そうした事業を続ける中で、循環型社会を形成し永続させることが、資源の少ない日本に対しての社会貢献だと感じるようになりました。

主事業であるリサイクル業務も、資源の有効活用や循環型社会の構築という社会的使命を担い、それとともに地域の安全対策やAED普及活動、寄付活動も会社の大切な業務と位置付けています。また最近では同業者と話のできる環境を作り、次世代に繋がる業界づくりにも努めています。

経験や前例のないことを行うことは、とても勇気がいることです。考えすぎて行動を制限してしまうことも多々あると思いますが、だからこそ大切なのは「百聞は一見に如かず」。思い立ったらすぐに行動し、自分の目で見て実際に体感することがとても貴重な経験になります。それが新しい発想や決断力に繋がるでしょう。若い方々も興味があることや夢を形にするために、まず「やってみる」と決め、動いてみてください。一歩踏み出すことで、これからの道が開けてくるはずです。