アパグループ 元谷 外志雄
アパグループ 代表

元谷 外志雄

Motoya Toshio

氏名
元谷 外志雄 (もとや としお)
生年月日
1943年
趣味
モータースポーツ、射撃
座右の銘
男一世一代、如何程の事が出来るものかトライして生きろ
尊敬できる人
織田 信長

社名
アパグループ
本社所在地
東京都港区赤坂3-2-3
資本金
自己資本1,356億円(2017年11月時点)
従業員数
約4,800名(2019年1月現在)
事業内容
・都市開発(ホテル、アーバン・リゾート、マンション、テナントビル)事業 ・総合建設(企画、設計、建設)事業 ・総合不動産(開発、売買、仲介、賃貸、鑑定)事業 ・ホテル・チェーン、レストラン・チェーン、レジャー産業運営事業 ・総合金融業(住宅ローン、事業者ローン、証券担保ローン、リース・レンタル) ・不動産証券化事業 総合ビル管理事業 ・月刊「アップルタウン」発行
アパグループ 代表

元谷 外志雄

Motoya Toshio

知識と常識を幅広く兼ね備えたジェネラリストに

働くことは生きることです。目的に向かって努力をして結果を出すことが、人の喜びや生きがいにつながるのだと思います。人生のどの一瞬を切り裂いても悔いのないように生きたいですね。

今日まで一度の赤字も一人のリストラも出すことなく事業を拡大することができたのは、ひとえに自立をするのが早かったから。事業家であった父の早世により、長男である自分が幼くして一家を担っていく立場になりました。「今、自分がやるべきことは何か」、「自分の持てる武器をすべて使って何ができるか」ということを真摯に考えた末、父と同じ事業家を目指すことを決意しました。そのためには金融の知識が必要不可欠と思い、高校卒業後は地元の信用金庫で働きながら、慶應義塾大学経済学部の通信課程で学んだのです。

理論と実践を一度に学んだことで、時間を有効に使う意義を実感しました。それは現在の事業経営をする上でも大いに生かされています。駅に近い立地や簡単にチェックイン&アウトができるサービスの導入なども、時間の有効活用を求められる社会人にさまざまなメリットを与えられるようなホテルを作りたいという思いからです。『Time is Money』の言葉どおり、時間は有限であるがゆえに価値があり、大切に使わなくてはならないものだと思っています。

アパグループ 元谷 外志雄

では、その限られた時間をどう使うか。私は「二兎を追う者は二兎とも得る」という考えで、現在、事業経営のほかに藤誠志というペンネームで言論活動も行っているのですが、同時に行っていることで相互に良い影響を与え合い、両方で良い成果を挙げることにつながっています。もし事業経営だけに邁進していたら、会社をこれほどに大きくすることはできなかったでしょう。物事をさまざまな側面から理解できてはじめて、一つのことがうまくいくのだと考えています。世の中の潮流を見極め、一歩先を行くには、まずは自分自身が知識と常識を幅広く兼ね備えたジェネラリストになることが大事だと思うのです。

「失敗は成功のもと」ではなく、「成功は失敗のもと」。一度成功したからといって、同じ方法が通用すると考えて次も同じ方法でやろうとすると失敗してしまう。

常に変化する世の中で、新しい知識や考えを身につけながら、全力で悔いのない人生を送ってほしいと思っています。