LEADERS' AWARD ~20万人の学生があこがれる経営者アワード~

ブラザー工業株式会社 小池利和

氏名
小池 利和 (こいけ としかず)
生年月日
1955年
趣味
ハイキング、ワイン、スポーツ観戦、音楽鑑賞など
座右の銘
鶏口となるも牛後となるなかれ

社名
ブラザー工業株式会社
本社所在地
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
資本金
19,209百万円(2020年3月31日現在)
従業員数
連結 37,697名 / 単独 3,800名(2020年3月31日現在)
事業内容
[プリンティング・アンド・ソリューションズ事業] プリンター、複合機、ファクス、電子文具、タイプライター [パーソナル・アンド・ホーム事業] 家庭用ミシン、カッティングマシンなど [マシナリー・アンド・ソリューション事業] 工業用ミシン、工作機械、ガーメントプリンター [ネットワーク・アンド・コンテンツ事業] 業務用通信カラオケシステム、コンテンツサービス、コンテンツ配信システムなど [工業用部品事業] 減速機、歯車など
ブラザー工業株式会社
代表取締役会長

小池 利和

Koike Toshikazu

激動する世界で光る、異色・異能

私が、就職活動の時に考えていたことは「自分で事業を仕切れる可能性のある会社に入りたい」ということでした。仮に大企業に入って高給をもらったとしても、大勢の同期に埋もれ、学閥などで格付け、色付けされるのは本意ではありません。当時のブラザーは今ほど業績は良くなく、新卒採用はゼロの時もあるほど。そこに伸びしろを感じ入社したのです。一年目から「社長になる」などと周囲に吹聴していたので、上司からは「俺が面接官だったら絶対にお前など採らない」とよく怒られていました。

海外市場開拓のため、米国へ赴任したのは入社3年目です。英語も大してできない状態で、プリンターのサンプルを1台持たされ渡米。以来20年以上米国で勤務し、市場を開拓、米国法人の代表を務めた後、帰国しました。

その間、当社の事業規模は大きくなり、毎年100名程の新入社員が入るようになりましたが、私の中でブラザーは、ずっと入社当時の印象のまま。社員が与えられた業務や役職に安住せず、「この仕事は自分にしかできない」「なんとしてでも自分でやりとげる」という気概を持った「圧倒的な当事者意識」と、周囲のあらゆる仕事に好奇心をもって首を突っ込む「おせっかいの心」を持って仕事に取り組んでほしいと社員にも日頃から伝えています。

ブラザー工業株式会社 小池利和

現在、新型コロナ禍で世界中が混迷しています。当社でも、強みであった海外売上などに影響が出ています。未だ予断を許さず、不確かな部分が大きいと感じます。そして、コロナはリモートワークなどの働き方をはじめ、業務の在り方や根本からの変化を促しています。例え事業が15年間うまくいっても、いずれは成熟産業になって廃れていってしまいますから、今の事業を「是」とするだけでは、5年後10年後には別の事業になってしまうでしょう。それはコロナ禍でも同様であり、過去の改善改良で済ませるのではなく、多少のリスクを取ってでもチャレンジをして種をまく必要があるのです。

そんな時代、欲しい人材は「変わった人」です。能力や知識、行動、性格などは、人それぞれに色々な個性があり、人と変わっているのは当然のこと。賢く礼儀正しいだけでは物足りません。私たちが驚くような、予測できない発想をしてくれる人、また「明日からでも、自分が会社を背負って立ってやる」という気概を持った人と、ぜひ一緒に働いてみたいと思っています。