株式会社安心住宅 矢野 昭彦
株式会社安心住宅 代表取締役

矢野 昭彦

Yano Akihiko

氏名
矢野 昭彦 (やの あきひこ)
生年月日
1971年
趣味
サーフィン
座右の銘
凡事徹底
心に残る本
『人間の格、思考は現実化する』芳村思風、ナポレオン・ヒル 
尊敬できる人
稲盛 和夫氏

社名
株式会社安心住宅
本社所在地
愛知県豊橋市仁連木町3-3
資本金
1,000万円(2015年10月現在)
従業員数
6名(2015年10月現在)
事業内容
避難シェルター付新築設計・企画・住宅施工
株式会社安心住宅 代表取締役

矢野 昭彦

Yano Akihiko

情熱を、結果に変えてほしい

私の青春は、サーフィンに捧げた青春でした。学生時代はアルバイトをしながら世界中の海を巡る生活を送り、大会で優勝したこともあります。そして大学を卒業後、就職をしました。ところがサーフィンのない生活が考えられず、長期休暇を確保するために退社。そんな矢先に阪神淡路大震災が発生し、家屋のリフォーム需要が急激に増加した1年後に、リフォーム会社を設立したのです。しかし、お客様のニーズに応えすぎたために会社は黒字倒産。私自身は過労が重なってうつ病になり、2ヶ月間の入院生活を送る羽目になりました。その後は原点に立ち返り、3ヶ月間をハワイで過ごした後に一念発起し、自己責任の中で仕事を続けていくためには自営業しかないと考え、現在の会社を興したのです。

それまでの経験が糧となり、事業は軌道に乗りました。元請け会社へ多くの利益を還元することを常に考えることで、他社との差別化が図れたことも好調の要因の一つです。しかし、私の価値観を変える出来事が起きました。名古屋大水害の復旧作業に当たった際に、元来の大工さんが建てた家は簡単に直せることに気づいたのです。それを機に、「本当に長持ちする耐久性に優れた家」を探求することが私の生きがいになりました。その後、東日本大震災発生時にボランティア活動をした際も、各家に防災シェルターを設置することを思いつき、半地下型シェルターの製造を始めました。どんなに耐久性や自然木などにこだわっていても、命を守ることができなければ意味がないと思ったからです。その思いは、今日に至るまでの起爆剤になっています。

株式会社安心住宅 矢野 昭彦

当社は、お客様の幸せな一家団欒を実現するために存在しています。そのためにも、より優れたシェルターを製造し、人材育成や商品開発、普及活動の3点に力を入れ、今後20~30年の間に、地震や水害、津波にも強い家がさらに普及するように努力を続けていきたいと考えています。

私はこれまで、大好きなサーフィンを続けるために無我夢中で仕事に没頭してきた結果、仕事での新しい生きがいを見つけ、様々なことに挑戦し、今日に至っています。実業家の稲盛和夫さんの言葉にもある通り、「考え方、熱意、能力」を常に磨きながら日々奮闘してきたからこそ、今日までの結果が出たのだと思います。ぜひ皆さんも、仕事や人生の結果を追い求めて、日々頑張ってほしいと思います。