ビジョンの実現に向かって進んでいくのが好きで、仕事をすること自体が楽しいと感じています。好きなことをしている時にはモチベーションという概念はありません。現在は不動産関連事業を主軸に展開していますが、一つのことに捉われず、これからもずっと好きなことを好きな人たちと一緒にやっていきたいと考えています。
私が好きになる人は皆、共通点があります。「人に敬意を持って接することができる人」であるということです。「愛と思いやり」の心を持って仕事をすることは、人として生きていくうえでも大切なこと。その考えから、採用には初期の段階から携わり、応募者
一人ひとりにお会いして、自分の目で見極めるようにしています。
また、論理的に考える力や物事を分析する力、お客様の思いを汲み取る力などを含めたコミュニケーションセンスも重要視すること。ベンチャー企業の場合はどうしても社員一人あたりがカバーする範囲が広くなるため、バランス感覚がないと難しい。さらに、時代に合わせて変化することができる柔軟性や応用力も必要です。特にこの業界は変化が激しいこともあり、1年のうちの半分は必ず何か新しいことに挑戦するということを自分でも心がけ、社員たちにも働きかけています。
「愛と思いやり」という共通の価値観がベースにある仲間たちなので、どんな仕事でも一緒にやっていけると思っています。現在は不動産事業で得た収益を活用して5つのIT事業を行っていますが、まだまだ伸びしろがある。今後はさらにこの分野の事業を拡大し、最終的には日本中の人が使うインフラサービスを作っていきたいと考えています。私は社長として、社員の皆に「うちの会社はおもしろい」と思い続けてもらえるように、夢を与え続けなければならないと立場です。社員一人ひとりがそれぞれの特性を生かして活躍できるよう、適材適所の配置をし、心理的安全性が保たれた社内環境整備にも力を入れています。
学生の皆さんの中には「やりたいことが見つからない」「夢が持てない」という人も多いかと思いますが、今、無理をして探す必要はありません。会社とともに成長していくなかで気付くもの、見つけられるものが絶対にある。むしろ志がないという人ほど伸びやすいものです。輝けるところが必ずありますので、ぜひ一緒に探していきましょう。