「サンタさん、今年も来てくれるかな」と、クリスマスを心待ちにしていた子どもの頃。あの「ワクワクする気持ちを365日お客様に届けよう」、「年中無休のサンタクロースになろう」というコンセプトで、千葉県内を拠点にリフォームやガーデニングなど、住まいに関する5つの事業を展開しています。
サンタクロースがいつも子どもたちの欲しいものが何かを知っていたように、お客様が本当に欲しているものを追求する。お客様に最高のワクワクを提供し、喜びにあふれた笑顔を見ることができるこの仕事はものすごく楽しくて、私自身もワクワクする毎日を過ごしています。
お客様が本当に求めているものは何かを知るためには、決して自分本位にならないことです。リフォームに限らず、お客様が何かを買おうとする時は、現状に満足していない時。気持ちの変化が欲しいから買うのです。その気持ちが不満なのか不便なのか、あるいはまた何か違った思いなのか、それを感じ取ることができなければお客様を満足させることはできません。お客様自身も何を求めているのか気がついていないこともあります。そこで「なぜそれが必要なんですか?」と聞けるかどうか。そこから相手の源にあるニーズを掴むことができたら、提案する内容がガラッと変わることもあるのです。目の前のお客様に興味をもって接すること、それが「仕事をする」ということだと思っています。

また、仕事をするということは、「自分自身を発見する」ということでもあります。人は何歳になろうとまだまだ未知なる可能性を秘めています。子どものように、常に冒険するような気持ちで一生懸命に仕事に取り組めば、自分でも気がついていなかった自分に出会うことができます。最初からうまくはいきませんし、時には失敗することもあるでしょう。そういう時は何も考えずに、必死に土の下で根を張ること。遅咲きでいいんです。その方が根をしっかりと張れる分、倒れにくくなるのだと思っています。
若い人たちが一生懸命に頑張っていると、先輩たちは絶対に「なんとかしてあげたい」と手を差し伸べるもの。昔の自分と重なるからです。人はいつ死ぬかわかりません。明日があるとは限らないので、今日できることを精一杯やって、ワクワクしながら、生きていく。そうした時に、扉は開きます。