清松総合鐵工株式会社 清松 芳夫
清松総合鐵工株式会社 代表取締役社長

清松 芳夫

Kiyomatsu Yoshio

氏名
清松 芳夫 (きよまつ よしお)
生年月日
1961年
座右の銘
面白ろ可笑しく
尊敬できる人
松下幸之助

社名
清松総合鐵工株式会社
本社所在地
大分県宇佐市大字尾永井470-1
資本金
1,000万円(2021年4月現在)
従業員数
38名(2021年4月現在)
事業内容
鋼構造物の設計および施工・製缶、総合建設業
清松総合鐵工株式会社 代表取締役社長

清松 芳夫

Kiyomatsu Yoshio

中小企業でもSDGs。楽しそうに挑戦する

「リーダーこそ楽しそうであれ!」これは、私が社長として常に意識していることです。私はいつも誰よりも楽しそうに振舞っています。SNS等での発信をみて頂ければ、それを感じることでしょう。でも、その「楽しそう」のために、周りの誰かが辛そうな顔をしているとしたら、それはきっと「幸せそう」とは感じてもらえません。人が幸せになるためには、その周りの人がみんな笑顔であることが大切だと思うからです。その意味で「リーダーは幸せであるべきだ」とも思っています。つまり、リーダーとは権力を振りかざし命令をする人ではなく、まず周りの人に「この人みたいになりたい! この人についていきたい!」と思ってもらえる人です。常に先頭に立ち自分自身が一番楽しそうで、幸せであり続けることが必要です。眉間にシワを寄せて不平不満を言って、自分の不幸を呪っている人に、誰も憧れないからです。

笑顔や幸せという言葉に反し、私は多くの苦難も経験してきました。何度も危機的状況に陥り、倒産も覚悟しました。しかし、その度に誰かが手を差し伸べて下さり、乗り越えることができました。それは目の前の状況に対して悲観的にならずに、いつも前向きに挑戦を続ける姿に、周りの人が応援してくれたからだと思います。こうして当社は大きく飛躍することができたのです。

清松総合鐵工株式会社 清松 芳夫

そして現在、当社はSDGsに力を入れています。大企業はそれに取り組んでいますが、私たちのような中小企業では殆ど見られません。なぜなら、株式公開していない中小企業がSDGsを実施してもメリットがないばかりではなく、コストやマンパワーでデメリットだけだからです。でも、子どもや孫の世代にこの地球環境を渡すためには、大多数を占める中小企業こそがこれを推進しなければなりません。そしてその役目を、我社が担っていきたいと考えています。その一環として、カーボンニュートラルを意識し、再生可能エネルギー100%の電力(RE100)をいち早く導入し、SDGsの17目標に対しても既に9項目に対して行動を起こしました。

人生は選択の連続です。大切な機会が巡ってきたにも拘わらず、目先のことだけを考え、新しい選択肢にチャレンジしなければいずれ衰退してしまいます。大切なのは、節目に必ず与えられる新しいステージに乗ること。失敗やトラブルを恐れるのではなく、それを試練と捉えトラブルを乗り越えるからこそ人としての魅力が増すものです。他者から与えられた単純作業をこなすだけの人生は楽しくはないでしょう。誰よりも果敢に挑戦し、やり遂げることで、きっと道は開けていくと思います。