株式会社天野産業 天野 貴三
株式会社天野産業 代表取締役社長

天野 貴三

Amano Takamitsu

氏名
天野 貴三 (あまの たかみつ)
生年月日
1982年
趣味
ゴルフ、海水魚飼育
座右の銘
その道において一流
尊敬できる人
父親、野口英世

社名
株式会社天野産業
本社所在地
千葉県千葉県山武市板中新田192-8
資本金
1億円
従業員数
165名(2020年 6月現在)
事業内容
銅線・非鉄金属・木製空ドラム・電気機器類の回収・買取・再生加工・販売等の非鉄金属卸売業
株式会社天野産業 代表取締役社長

天野 貴三

Amano Takamitsu

正々堂々とプライドを持って人と向き合う

当社は、工事現場から配電線などを回収してリサイクルする非鉄金属卸売業を展開しています。電線リサイクル業界というのは老舗企業の独壇場であることが多く、先代の父から事業を継承したときには、劣勢どころか相手にもされないという状況でした。前途多難ではありましたが、簡単じゃないところが逆に面白く、受注したときの達成感、勢力図を塗り替えていくような感覚が楽しくもありました。それが、自分の原点になっていると思います。

今では地元の千葉県や関東のみならず、北海道から九州まで各地方に支社を構え、全国をカバーできるほどになりました。厳しい状況下で高い実績を出し続けることができたのは、「郷に入っては郷に従え」というルールのなかで戦っていく方法を考えてきたからです。例えば、買取単価を高くすれば簡単に他社から乗り換えてもらうことができますが、価格競争は業界の将来的な成長を見込めるものではありません。だからこそ当社は単価ではなく、サービスで戦っていく方法でアプローチを続けてきたのです。正々堂々とプライドを持って勝負することが、我々の譲れないポリシーです。

株式会社天野産業 天野 貴三

加えて、大事にしているのはスピード感。何においても行動するなら早い方がいいと考えています。100%準備ができたら、ではなく、50%でも形ができたら動いてみる。残りは実践しながら組み立てていけばいい。問題が発生するのも当たり前だと思っていれば、何があっても動じなくなります。何事も覚悟を持って挑むことも大切だと考えています。

社員育成においては「対話」を重要視しています。よく仕事は見て盗めと言われがちですが、今は対話で組み立てる方が理解してもらいやすい。技術的なことはもちろん、精神的な部分も強くなってもらえるようにさまざまな取り組みを行っているのも特徴です。中でも効果があったのは、従業員同士で疑似家族を作るファミリー制度。役割を与えることで責任感が芽生え、若手社員が相談しやすい環境にもなりました。

新たな一歩を踏み出す若い皆さんに伝えたいのは、人はひとりじゃないということ。助けるときもあれば、助けられることもある。当社がここまで回復、成長できたのも、その考えがあってこそ。デジタル化など、どんどん変化していくものもありますが、人間の本質は変わらないと思っています。だからこそ、喜怒哀楽を大切にしながら、パートナーや仲間、周りの方々とたくさん意見交換してほしい。そういった人との触れ合いや、人を信じる気持ちを忘れずに持っていてほしいと思います。