メモリーグループ 中村 憲広
メモリーグループ 代表取締役

中村 憲広

Nakamura Norihiro

氏名
中村 憲広 (なかむら のりひろ)
生年月日
1976年
趣味
建築・ピアノ・映画鑑賞・読書
座右の銘
乗り越えられない壁はない
尊敬できる人
稲盛和夫、中村天風、松下幸之助

社名
メモリーグループ
本社所在地
愛知県知多郡東浦町森岡上半之木54-1
資本金
1,000万円
従業員数
50名
事業内容
ビジネスソリューション事業、ライフパートナー事業、ヘルス&ビューティー事業、ロボット&テクノロジー事業、HRソリューション事業
メモリーグループ 代表取締役

中村 憲広

Nakamura Norihiro

理想の自分を追い続けて

私は子どもの頃から野球に水泳、そろばん、書道、ピアノ、川遊びと、興味を持ったことは何でもチャレンジしてきました。夢中になるとのめり込んでしまうタイプで、周囲からは「奇人」「変人」「宇宙人」と呼ばれることもあったほどです。そんな私が「将来はワールドワイドなビジネスをしたい」と思い描くようになったのは、高校生の頃にホームステイをしたことが一つの契機となりました。

大学生になってからは、学校へ通う傍ら、海外渡航のために塾やコンビニ、ごみ収集など、寝る間も惜しむように数多くのアルバイトをしていました。バックパック一つでアメリカやオーストラリアのほか、ヨーロッパやアジアなどさまざまな国を訪れ、その土地それぞれの音楽や建物、芸術などを通じて異文化を数多く体感したことは何ものにも代え難いものとなりました。自分の足で異国の地へ赴き、さまざまな歴史や価値観に実際に触れたことが現在の仕事や人間形成の礎にも繋がっています。

メモリーグループ 中村 憲広

当社は父が行政書士・測量事務所を営む傍ら開業した「メモリー商店」が起源となります。私は大学3年生の頃から家業を手伝うようになり、25歳で社長に就任。当時は継ぐという意識よりは、新たに作り直すといった感覚だったと思います。30歳手前でリーマンショックを目の当たりにし、「とにかく新しいこと、柱をどんどんつくっていかないといけない」そんな危機感を覚えました。それから、学生時代に感じていた想いを胸に、「ガレージから始まった世界的企業を創ろう!」という大志に向かって、日本の景気や地域企業の状況に左右されない、世界を相手にした新事業の開発に着手し始めました。

新しい事業にチャレンジすることは容易ではなく、日々壁が立ちはだかります。しかし、乗り越えられない壁はないと思っています。なぜなら、乗り越えられないものだったら、壁にはならないし、挑戦することを選択しないと思うからです。乗り越え方も一通りではなく、「上から跨ぐ、下から潜る」そんな多様的な考え方があってもいいと思っています。
ただ、何かが起こった時に後悔しても何も始まりません。だからこそ私が常に念頭に置いているのは、「これを解決するためにどうすればいいだろう?」「これが解決したら、次からはこうしてみよう」という思考です。何かをやり始めたら貫き通すことはとても大事なことで、失敗したとしても一生懸命にやっていなければ、失敗した理由にたどり着けないと思うのです。

これからの時代を生きる若い方々には、常に何が駄目だったのかを分析し、次に繋げる意識を持って取り組んでほしいと願っています。そして色々なことに好奇心や興味を持ち、失敗するまでやりきる集中力を育ててほしいと思います。理想の自分を追い続け、意志を貫き、邁進していってください。