医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンター 玉木 仁
医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンター 理事長

玉木 仁

Tamaki Hitoshi

氏名
玉木 仁 (たまき ひとし)
生年月日
1960年
趣味
旅行、サウナ
座右の銘
迷ったら安全をとる
尊敬できる人
母親

社名
医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンター
本社所在地
東京都中央区八重洲1-5-17香川ビル9F
従業員数
14名
事業内容
インプラント治療、矯正治療、セラミック治療
医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンター 理事長

玉木 仁

Tamaki Hitoshi

自分の信念を曲げず、正しい道を行く

私がインプラント治療を始めたのは今から26年程前に遡ります。しかし当時、先輩の歯科医師たちからは猛反対を受けていました。なぜなら日本にある多くの歯科医院で、ほとんどインプラント治療が取り入れられていなかったからです。治療に関する知識も今より不足しており、懐疑的な先生が多かったことも反対の理由だったのかもしれません。しかし私は海外の学会で当時最先端だったインプラント治療に出合い、その素晴らしさを知っていました。他の歯を削ることなく、違和感なく長期経過も担保していくことができれば、高齢化が進む日本において必ず普及していくものだと信じていたからです。それがインプラント治療の研鑽を続けてきた理由のひとつでもありました。

昔気質の歯科医だった義父も、インプラント治療に反対した一人です。ただ、ある日義父の患者様でインプラント治療を受けたいという方が来院し、私が治療を担当することになりました。そして治療を終え、患者様の満足された様子を見た義父が数年後「俺にインプラント治療をしてみろ」と私に言ったのです。その治療の結果、180度態度が変わり、「こんなに良いものを何でもっと広めないのか!」と私に言うようになりました。

医療法人社団一仁会 日本橋インプラントセンター 玉木 仁

それから月日が流れ、今では多くの歯科医院がインプラント治療を行うようになりました。これは私にとっても大きな前進です。しかし忘れてはいけないことは、歯科治療は歯科医の知識・技術・経験に非常に左右されるということ。誰より誠実に治療と向き合い、何より私自身が歯科医師としての研鑽を続けていかなければいけません。実際に来院される患者様の中には、過去に受けたインプラントの不具合を訴えたり、難儀な治療で私に助けを求めて来られる患者様もいらっしゃいます。いわばインプラント治療の駆け込み寺のような場所になってきました。だからこそ、私が正しい知識を広め啓蒙していくことも大切な役目だと痛感しています。

今では月に一回、無料のインプラント説明会を開催しているほか、歯科医師向けにインプラント治療の専門書も執筆、出版しました。全ては患者様の笑顔のため、正しいインプラント治療を周知していくためです。

現代の若い方々も、たとえ周囲から前例がないと反対されることがあっても、自分が正しい道を進んでいると思うのなら、信念を曲げることなく突き進んで行ってください。そのためには、まず自分の信念となるベースを固めるべきです。ベースのないところでどんなに一心不乱に情熱を傾けても、なかなかうまく道は拓けないからです。まず自分のやりたいことのベースを作り、そのベースが正しいと思ったらそこに莫大な時間とお金を費やし、他に何事も考えず一心不乱に貫いていくべきだと考えています。