株式会社CODE7 桑原 匠司
株式会社CODE7 代表取締役

桑原 匠司

Kuwabara Shoji

氏名
桑原 匠司 (くわばら しょうじ)
生年月日
1978年
趣味
読書、神社巡り
座右の銘
より良いものを後世に残す
尊敬できる人
祖父

社名
株式会社CODE7
本社所在地
大阪府大阪市中央区平野町1-8-14
資本金
100万円
従業員数
6名
事業内容
アジアと日本でのPHIピラティス普及活動、PHIピラティスインストラクターの育成やライセンス発行
株式会社CODE7 代表取締役

桑原 匠司

Kuwabara Shoji

焦る必要はない、まずは日々を生きよう

私は中学生の頃から走り幅跳びを始め、県代表となり、高校ではインターハイを目指していました。しかしその途中で怪我をしてしまい、夢を諦めざるを得なくなったのです。そして、後にアスレティックトレーナーという存在を知ることとなりました。私は当時、英語も話せなかったのですが、資格取得に向けて大きな覚悟を決め、アメリカの大学に進学しました。大学卒業後は積み重ねてきた努力とご縁もあり、シカゴホワイトソックスのトレーナーに就任。日本帰国後はスポーツ系専門学校で講師を務めました。そして、学生とアメリカを訪れた際、PHIピラティスと出会ったのです。帰国3日後にはPHIピラティスジャパンという組織を立ち上げ、今ではトレーナー育成にも力を注いでいます。

株式会社CODE7 桑原 匠司

今までの経験から感じたことがあります。正しい努力は報われる、正しくない努力は報われないということです。その努力が正しいかどうかの判断基準は将来の確度にあると私は思います。何かを目指すときに、確度が高いほど正しい努力なのです。例えば、目標設定や道筋が具体的であること。その条件がそろっていれば、あとは努力をして進むだけです。私のエピソードを紹介すると、PHIピラティスの養成コースを日本で初めて開催しようとした際、教科書がまだ仕上がっていないことがありました。そして開催の3、4日前、ようやく届いた日本語翻訳の教科書は修正点が多く、そのまま使うには難しいものでした。そのため私一人で3日徹夜し、全て修正しました。なぜなら、その教科書さえできてしまえば、講習が開催できるという確度があるから。ならば、今猪突猛進にやるしかないと考えたのです。やりきることができたのは、過去に成功体験と失敗体験があったからだと感じています。

現代の若い方の中には、自分は何者なのかと不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。そういった悩みを抱えている方に、2点お伝えしたいと思います。まず、海外に行くのはいい選択だと思います。国によっては稼げますし、何より大事なのは自分の祖国、日本に対して目を向けることになるからです。例えば、現地の中には日本を知っていても、他のアジア諸国との文化の違いを知らない人もいるのです。すると「何が違うか」を説明するにあたって、どうしても日本の文化や歴史に目を向けることになります。自分のことだけでなく、自分の国を知るいいきっかけになるはずです。2つ目に、生きていれば何をしたらいいか分からなくてもいいのではないか、と私は考えています。好きなことや、するべきことを見つけるために焦る必要はありません。やりたいことがないことに対して落ち込む必要もありません。行動してみて、合わなかったら次を考えてもいいのです。まずは日々生きることを大事にしてください。