株式会社シーエープラント 伊地知 祐吉
株式会社シーエープラント 代表取締役社長

伊地知 祐吉

Ijichi Yukichi

氏名
伊地知 祐吉 (いじち ゆうきち)
生年月日
1976年
趣味
読書
座右の銘
有言実行
尊敬できる人
人生の先達

社名
株式会社シーエープラント
本社所在地
京都府京都市右京区梅津尻溝町67番地1
資本金
3,000万円
従業員数
207名
事業内容
一般建設業・電気工事業・管工事業・機械器具設置工事業・清掃施設工事業
株式会社シーエープラント 代表取締役社長

伊地知 祐吉

Ijichi Yukichi

自分の幸せが第一、そして仕事に励もう

ゲームセンター全盛期だった大学生時代。ゲームに夢中になるまでに時間はかかりませんでした。また、知り合い同士のコミュニティが形成されており、私にとっては人とつながれる場でもあったのです。こうして大学生活を送っていたのですが、4年目時点で単位が足りないことが発覚。区切りをつける必要性を感じ、中退という形で学生生活に幕を下ろしました。そして、迎えた就職活動。1社目では契約社員として、職種問わず、物流から雑用までこなしました。給料の中で生活できたため満足はしていたのですが、徐々に「手に職をつけたい」「収入を増やしたい」と思うようになり、転職を決意。2社目では営業職に初めて挑戦したのです。実際入社すると、マニュアルもなく、ノウハウを教えてもらう機会もほぼなかったため、試行錯誤するしか方法はありませんでした。実のところ、私は勉強して試験に臨むことに得意意識がありました。しかし、基礎を学べるテキストがなければ不安で、上手くこなせない。この頃は自分の弱点を自覚した時期でもありました。幸いにも人のご縁に恵まれて仕事を続けることはできましたが、今後のキャリアを考えると、自分は技術職の方に適性があると考えるようになったのです。そして、2社目を退職後、小学生から娯楽として使っていたパソコンの存在を思い出し、プログラミングに本腰を入れ始めたのです。

株式会社シーエープラント 伊地知 祐吉

その後に転職した先がシーエープラント。当初は負けん気を原動力に、業務をこなしていました。しかし、発電機の販売事業が始まったことで事態は変わります。この事業で中心メンバーとなったのは、私ともう一人の営業職員。さらに、メーカーが認証する技術者は国内に私一人しかおらず、誰にも相談できない状況。この責任の重大さは、私の仕事の取り組み方や仕事観を変えるには十分でした。自ら学んできたことを活かさなければいけない。誰よりも詳しくなり、対応できるようにならなければならない。負けん気は自分の内側にある原動力でしたが、お客さまのことを考えられるようになり、徐々に外向きになっていきました。今となっては一つの事業として確立した上、私の力を発揮させてくれた環境に感謝を感じています。

就職に備える方々にお伝えしたいことがあります。まずは会社のために働くのではなく、自分のために働くという優先順位のつけ方が重要です。その結果として、自分の成長が会社への貢献になれば最も理想的です。会社側は人材の育成を通して、若手の未来の活躍に期待するのが一般的です。しかし、これは会社側の論理であり、雇用される側は会社という場を上手く活用し、学ぶことが個人の幸せや人生に大きな影響をもたらすはずです。何よりまず自分の幸せが第一。滅私奉公は決して続くものではありません。楽しく仕事するためにも、会社と自分の優先順位を逆にせずいてください。