ハピネスホールディングス 矢嶋 康人
ハピネスホールディングス 代表取締役

矢嶋 康人

Yajima Yasuhito

氏名
矢嶋 康人 (やじま やすひと)
生年月日
1973年
趣味
ゴルフ
座右の銘
臨機応変
尊敬できる人
家族

社名
ハピネスホールディングス
本社所在地
東京都昭島市昭和町5-11-16アミ—ジャビル3F
資本金
1,000万円
従業員数
70~80名
事業内容
不動産経営、パチンコ店経営、洗車場経営、保育園経営、コインランドリー経営、自販機経営、農業経営
ハピネスホールディングス 代表取締役

矢嶋 康人

Yajima Yasuhito

関わりを大切に、未来の価値を創る

当社は、東京都昭島市で代々地域に根差した事業を展開してきました。始まりは農業で、現在も地域野菜を生産し、地元のお店へ届けるなど、ささやかながら地域の食文化を受け継いでいます。1970年代には24時間営業のコインスナックをはじめ、当時としては珍しいサービスを導入。その後も時代の変化に合わせ、ゲームセンターやカラオケボックス、コインランドリー、銭湯、アパート・マンション経営、パチンコ店、365日営業洗車場、病児・病後児・体調不良児対応保育園など、多様な事業を展開し、地域の暮らしや娯楽を支えてきました。

私たちの施設は、地域の方々が気軽に立ち寄れる身近なエンターテイメントの場です。スマートフォンの普及によって一人で過ごす時間が増え、引きこもりがちになる人が多い今だからこそ、人と接し、気持ちをリフレッシュできる場所の価値は高まっています。特にパチンコ店は、高齢者の方々にとって病院や施設へ行く前にひとときを過ごせる場として親しまれ、地域の暮らしに自然に溶け込んでいます。こうした場所があることで、人々の生活に安心感や彩りが加わり、地域の絆が守られてきたと実感しています。

ハピネスホールディングス 矢嶋 康人

事業を続けるうえで、私が何より大切にしているのは「人」です。社員には幸せになってほしいと心から願っており、そのために表面的ではない信頼関係を築き、必要なことはきちんと伝えることを心がけています。私自身も社員から学ぶことが多く、互いにリスペクトを持って関わることを大事にしています。どの事業においても欠かせないのはコミュニケーションです。会話を通じて相手の思いや強み、悩みを引き出し、まず「人を理解すること」からすべてが始まります。社員が安心して意見を言える空気があることで、新しい挑戦や改善の芽が自然に生まれ、結果的に事業の成長へとつながっていくのです。

一方で、時代は急速に変化し、テクノロジーやAIも進化しています。自動化できることは積極的に取り入れながらも、人にしかできないサービスの価値を高めることが重要です。たとえば清掃のように、目に見えない部分を丁寧に整えることは機械にはできず、サービス業の本質であり続けます。さらに今後は、地域の人々との信頼関係や、そこから生まれる温かい交流こそが企業の競争力となるでしょう。

また、若い世代には「その時にしかできない経験」を全力でしてほしいと考えています。お客様に褒められる経験はもちろん、時には叱られたり失敗したりすることも含めて、人は成長します。悔しさや落ち込みを乗り越えた先にこそ、本当の自信や達成感が生まれるのです。だからこそ、失敗を恐れずに挑戦し続ける「チャレンジ精神」を大切にしてほしいと思います。そこで培った経験は、必ず将来の財産となり、人生を支える大きな力となるでしょう。