ベステラ株式会社 本田 豊
ベステラ株式会社 代表取締役社長

本田 豊

Honda Yutaka

氏名
本田 豊 (ほんだ ゆたか)
生年月日
1972年
趣味
寺社巡り、美術館巡り
尊敬できる人
渋沢栄一、緒方貞子

社名
ベステラ株式会社
本社所在地
東京都江東区平野三丁目2番6号
資本金
8億4317万円(2025年1月31日時点)
従業員数
129名(2025年1月31日時点)
事業内容
土木工事業、とび・土工工事業、建築工事業、鋼構造物工事業、塗装工事業、管工事業、解体工事業、機械器具設置工事業
ベステラ株式会社 代表取締役社長

本田 豊

Honda Yutaka

夢がなくてもいい、共に見つけていこう

当社は製鉄所や発電所、化学プラントなど、プラントの解体をコア事業として行っています。人手不足が叫ばれる建設業界ですが、特に当社を際立たせている強みは人材。建設業界の年齢層は一般的に高く、60代や70代が中心ですが、当社は20代や30代が中心になっています。人材確保は私が代表取締役に就任してから最も注力してきた領域。将来の海外展開や周辺事業のために多様な人材を追求してきた結果、現在の体制があります。また、特許工法をいくつも保持している点が事業面での独自性です。プラントに特化した解体工事を行っている会社は数少なく、業界の中でも唯一無二の実績とノウハウを積み上げてまいりました。

企業のトップとして、リーダーシップにはさまざまなタイプがあります。私は全ての要素を私自身が決めるのではなく、役割分担を大切にしています。組織とは多様性があるもので、問題に気づくのが得意な人、分析が得意な人、実行が迅速な人などさまざまです。そのような役割分担が功を奏し、前向きな問題解決につながっていると感じます。加えて、現状維持に甘んずることなく当社の存在価値を追求していくためには、常に社員と志を共にしていくことが欠かせません。多様性に基づいた役割分担と理念の共有。それらがコミュニケーションにおける風通しのよさを実現しているのです。こうした社風は当社の魅力でもあり、企業価値であると自負しています。築き上げてきた社風、そして、高い技術をベースに日本で最も安全な解体工事ができるという誇り。これらは今後も果敢に挑戦していく上での大きな追い風になるでしょう。

ベステラ株式会社 本田 豊

未来の展望を語る上でキーワードになるのが海外とAIです。昨今は海外でも質の高い工事が要求されるようになってきており、当社のノウハウを活かすチャンスが着実に広がっています。さらに、発展の目覚ましいAIもぜひ活用していきたいです。一般的には業務効率化の活用例が多いAIですが、当社では見積もりに活かそうと考えています。解体業の見積もりは、物量の測定、作業の工法や必要な人員の計算を調査して作成するもの。AIを活用することで抜本的な問題をなくし、さらなる安全の確保を目指していきます。

主に20代から30代が活躍する組織を率いる私ですが、若い方々へお伝えしたいことがあります。現在の若い方々とお話をしていると、夢を持たなければいけないという強迫観念が非常に強いように感じます。ですが、私自身の過去を振り返ると、皆さんと同じ年代の時には具体的な夢はありませんでした。夢とは、目の前の仕事に一生懸命取り組むことで自然に見えてくるもの。もし、夢を意欲的に求めている方々がいれば、当社をその場として活用していただくことも私は歓迎します。共に前進していきましょう。