私が大切にしているのは、社員一人ひとりが自分の仕事に誇りを持ち、生き生きと働ける環境をつくることです。当社は行動指針の一番上に「活気」を掲げています。職場にエネルギーが循環し、皆の心が軽くなり、笑顔が増え、視野が広がっていく。そして自分を肯定しながら成功体験を積み重ねられる会社であることを、私は常に心がけてきました。そのために欠かせないのが、社員の個性や人生を尊重し、安心して挑戦できる環境づくりです。社員が仕事や会社を好きになれず、不満を抱えたままでは、お客様に最高のパフォーマンスを届けることはできません。
私はもともと、人に喜んでもらうことが大好きな人間です。だからこそ「どうすれば社員が楽しめるか」を常に考え、給与明細に手書きのメッセージを添えたり、一人ひとりにオリジナルのビックリマンシールを作ったりといった取り組みを行ってきました。社外の方々にお話しすると驚かれることもありますが、私にとっては楽しく、社員に思いを伝えられる大切な時間となっています。そして社員の心に向き合い、明るい気持ちを保てるようサポートすることで、仲間や会社全体への思いやりにつながり、自然と楽しく、心地よい空気が生まれる好循環を生み出してきました。
もちろん、その楽しさは決して甘くぬるいものではありません。例えるなら、高校野球で甲子園を目指すような、本気で向き合う楽しさです。苦しいことや壁にぶつかることもありますが、仲間と同じ方向を向き、全力で挑み、乗り越えた先には大きな達成感があります。それこそが誠進堂で働く本当の楽しさなのです。
私たちは「年間成長率122%」という高い目標を掲げています。挑戦できる環境があり、役割も多様で、全員が「行くぞ!」と一丸となって進める会社です。日本では、自分の仕事に誇りを持ち、可能性を発揮している人はまだ少ないのが現状でしょう。だからこそ、私たちが率先して生き生きと働く人の輪を広げ、日本全体を元気にしていきたいと考えています。良好な人間関係のもと、自分の存在を認めてもらえる環境があってこそ、人は力を発揮し、成長や成果につなげられます。そして、そうした小さな成功体験の積み重ねから自信が生まれ、働くことがますます楽しくなるのです。
学生のみなさんには、「仕事には想像以上の面白さが詰まっている」ということをお伝えしたいです。自分の好きなことに向き合い、仲間と共に挑戦しながら成長していく過程には、多くの学びと大きな喜びが詰まっています。誠進堂は、社員一人ひとりが自分の可能性を広げ、周囲の可能性も引き出せるリーダーへと成長できる場です。そして、ここで得た経験は必ず社会を動かす力へとつながっていきます。ぜひ一緒に、活気ある日本をつくっていきましょう。





