株式会社ニシハタシステム 西畑 恭二
株式会社ニシハタシステム 代表取締役社長

西畑 恭二

Nishihata Kyouji

氏名
西畑 恭二 (にしはた きょうじ)
生年月日
1961年
趣味
ゴルフ、釣り
座右の銘
やれば出来る
尊敬できる人
稲盛和夫

社名
株式会社ニシハタシステム
本社所在地
大阪府堺市堺区戎島町3-22-1南海堺駅ビル4F
資本金
1,000万
従業員数
23名
事業内容
緊急地震速報システム・IP無線機販売および設備工事・ドローン関連事業
株式会社ニシハタシステム 代表取締役社長

西畑 恭二

Nishihata Kyouji

深掘りする考え方一つで全てが変わっていく

当社は、緊急地震速報利用者協議会の会員として地震時の減災に役立つべく、緊急地震速報受信機の販売および無料提案を事業の軸にしています。その中でも幼稚園・保育園に向けた災害対策用のIP無線機は、全国で1700園以上に導入していただいています。

最近は、その実績を買われ講演会活動なども増えてきました。多くの方々を前にお話をしていると、「経済活動における数値の80%は、全体を構成する要素の20%が生み出している」というパレートの法則通りだなと感じることがあります。講演会の聴衆のうち、実際に聞いたことを活用してみようと自分のもとに名刺交換に来られる方は全体の20%くらい。ほとんどは、聞いて終わり、という方ばかりで残念だなと感じています。当たり前のことですが、やはり聞くだけでなく実際に次の行動を起こさないと何も変わりません。何ごとも深掘りしないと目標は達成できないと改めて実感しています。

株式会社ニシハタシステム 西畑 恭二

それは営業職についても同じことが言えると思います。人を動かすためには、何が必要か。深掘りして行動する必要があるでしょう。「ニシハタさんの営業を聞いていると『なるほど』と思うことが多い」とよく言われます。それは、相手がどう思うか。そこを深掘りした話し方をしているからだと自分は考えています。買ってくださいという自分本位の提案を出してしまうと、提案=導入だと思われて一歩引かれてしまうでしょう。ですが、それは言い方一つで変えられるもの。例えば、すでに導入されている方の評判を一言加えるような事例トークにするだけで、印象は変わります。

当社の社員にも常に伝えていますが、若い方にはそういった成功者のものの考え方を学び、実践してほしいと思っています。勉強しなければ、なりたいものにもなれません。最近は理想像があってもタイミングや経験不足を理由に「なれない」と言い切ってしまう人も多いですが、それはやらないから「なれない」のです。どうやったらなれるだろうと考えを深めて実践すれば、必ず理想に近づくことができると私は思います。無理、という一言で終わらせずに達成できる可能性を探していくことを意識していただきたいです。

20周年を迎える2025年には、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場を目指しています。この新たな目標をかなえるため、社員一人ひとりには上場にたずさわるメンバーとしての自覚をもってもらっています。自分は単なる社員ではなく目標を達成する仲間だという意識を持ち、「自分も頑張って”自分の会社“を上場させるぞ」という想いで仕事に向き合ってくれています。社内の雰囲気も変わりました。仕事をやらされているのではなく、自分も活躍しようと思えるものにする。考え方一つで何ごとも変わっていくことを若い方に知っていてほしいです。